ysnの自由雲日記

自由雲の日記

投資用マンションと驚くべき非合理性

今日となりからやわらかいグミの差し入れがあった。 マシュマロみたいなやつ。くせになりそうですが、銘柄をすでにわすれた。

銘柄といえば、株、株といえば投資、投資といえばマンションでしょ。ってことで昨日の日経朝刊にあったんだけど、いわゆる分譲マンションの価格は賃貸の何倍かってやつの計算が載ってた。たとえば、ある地域が16.6倍だとすると、2000万円の物件は年間120万円位が家賃の相場で、つまり買って貸し出すと利回り6%で銀行預金も真っ青ですよ奥さんという計算になる。まあ細かい複利計算やメンテナンスコスト、20年後の残存価格などを考えると、これまたHP金融電卓なめなめ計算が必要なんだけど。


 で、ここからが本題。記事によるとなんと東京周辺では場所によって、15倍程度から30倍!まで開きがあるということ。このゆがみは簡単にいうと、家賃はおおまかにどの方角でも山手線からの距離に比例してあまりかわらないが、分譲の物件は、南西に高いのが偏ってることがこの差の原因らしい。ってことは、たとえば15倍程度の西葛西で借りてるやつはバカで、30倍の八王子で買ったやつはバカというバカの恒等式が成り立つ。

わかりやすい例にすると、どうせ八王子に買うなら、3000万で葛西にマンションをかって、年間200万で貸して、その収入から年間100万だせば、八王子の3000万の物件にすめるって計算。毎年100万丸儲けってやつですよ。


もちろん、買うか借りるかの選択肢が他の要因で決まることもあるし、バブルの名残や人口減少ってのもあるけど、それにしても、ここまで差があると、人間はあらゆる経済面において、非合理な決定ばかりに従っているとつくづく実感。
株にはまった天才数学者も市場が合理的だとしたら、裁定取引なんて一切成り立たないっていってるし、とにかく市場が合理的であると仮定するのは間違っているのは間違いない。

脳の中の、、、でも、多少ふれられてて、非合理な行動には、必ず脳の合理的な判断があるはずだ、それも課題とかいってたけど、単に深く考えてないか、パラメータが違うだけで、脳科学の大きな課題とは思えんが、、。

トラバキター。ivva君やっと書き終えました。 さ、仕事仕事、、、。