ysnの自由雲日記

自由雲の日記

投資信託はなぜ儲からないのか

というわけで書いてみた。

多くの投信は信託報酬といって勝っても負けてもとられるテラ銭がでかくて、1〜1.5%もある。
結果として、年率5%のリターンの株の組み合わせでできていて、販売手数料3% 信託報酬1.5%だとすれば10年で、1.6倍程度になるはずが、1.3倍ほどで、30%近くの無駄金を捨てることになる。それば、銀行の窓口でにこにこしているねーちゃんのエステ代になってる。変額保険とかも同じようなもんだ。

それから投信なんて、マイナーな銘柄は下がった場合非難されるので、だれでもしってる無難なもので構成されている。まともにリターンが得られるのは、市場全体がある程度あがったときだけだ。またマイナーな投信は、下げ相場では解約にそなえた流動性確保で、現金がふえてたりして、相場が戻っても投信はあがらない、なんてこともあるよ。(T_T)

んで、いま売ってるのは新規以外は過去にあがった物ばかり。だれが、下がり続けた投信を買うだろうか?合理的に判断すると、株や債券はあがったりさがったりするものだが、販売時のグラフを見せられると右肩上がりがほしくなるよね。でもそれは過去のデータで、当たり前だがその後は保証されない。なので投信作成者はでたらめに銘柄を選択して、環境に優しいとかいろんなマーケティング用語をひっつけていろいろ売りだす。そして途中下がり始めたものは無視して、生き残ってあがっているやつだけ実績をみせてどんどん売って手数料を稼ぐのが投信ビジネスだ。

数少ないおすすめ投信の周辺には、ゴミとなった低資産投信が山のように眠ってるんだ。


対策はETFを買う。。。
または気に入った投信があれば上記10銘柄をミニ株とかで買いそろえるのが吉。10銘柄もみてるとつかれるので、急な変動にそなえるため、損切り機械的にすること。それから、海外系のマイナーな市場などは直接買いにくいから、投信で資産に組み入れることもありかな、とおもう。

次回はREITについて。では。