ysnの自由雲日記

自由雲の日記

ジレットモデル

おまたせしました。最近アップしなかったので、ネタを投入。

ビジネススクールで1回分くらいの講義にはなりそうなジレットモデル。先祖代々常識を疑い常にネガティブな光線をばらまいている者としては、もう一度じっくり眺めてみようということで、素材に。

最近はインクジェットプリンタのBizモデルがよく対比されています。
しかしここまで本体が安くなると、顧客はインクがなくなる度に補充インクを買うのではなく、本体ごと買い換えると言うことが起こり売りそうな値段。囲い込みにはあまりなっていないのかも。
他に有名なのは■△奉○シリーズかな。あれ、印刷のフォーマット済み用紙がすごーく高く(1枚10円〜20円)て、著作権が認められているので、他社が参入出来ない用です(過去に敗訴の例有り)。ありゃ儲かるわな。

ほかには、エーと、JTとか? たばこを1本10円という安い値段で売って、最後は肺ガンという莫大なコストを(ry 。ガン保険付きたばことか出ると笑えるね。わらえないか。これはちょっと違うな。

で、ジレットは今どうなっているかというとP&Gに買収されちゃったので、例のモデルはかげも形もありません。てなわけはなく、本体のみ300円、替え刃200円くらいでしょうか。んで、あらためて我が家のジレットをじっとながめてみると、3枚刃の立派な替え刃。あれ、首振りヘッドが替え刃についてるぞ。本体じゃなくて。。。
で、替え刃の首をもって、ひげを剃ってみると、あれ、それるよ。。。本体いらないじゃん。ない方がそりやすいぞ。俺。いいのか、ジレット。これじゃ替え刃だけかわれて、いくらでも他社にスイッチできちゃうよ。で、貝印を見ると、こちらは3Dヘッドがうりで、本体に可動部がついており、替え刃はシンプル。ふむふむ。
これはまるでプリンタヘッドがインクについている、昨年までのHPとそうでない他社のようですね。なおHPは消耗品が高くなってしまう(ランニングコストが高く見える)ため、常にヘッドが新しいというメリットをすてて、インクモデルを変換し、本体側に付加価値の重点を少し移しました。

まあジレットモデルはいろいろなねらいがあるとはいえ、囲い込みと言うことでは成立しづらい、世知辛い世の中になりましたよ先生ということでしょうか。

でここまで書いて、値段調べてたらなんとまあですわ。いまは本体に電池がはいって微妙に振動をおこし、ひげを剃りやすくする仕組みがあるそうで。ここにめでたくジレットモデルが復活したわけです。ほんとか。