ysnの自由雲日記

自由雲の日記

冬こそ屋根を空けて走るのです。

朝起きたら快晴のため、ふらっと北に。フジサンがきれーにみえた。
冬の軽井沢は、人通りは少なく、通りの真ん中で犬たちがのんびり挨拶できるくらい。Asano屋のクラムとトマトのスープは、良いだしが出ていておいしい。アサリは小さく刻む、と。旧三笠ホテルにいことしたが、積雪で断念。ノーマルタイヤFFだと雪道は楽しめないのが残念だが、屋根をあけて、海外のスキー場のような浅間山をながめながら北にぬけ、川原湯に。周辺の道路はかなりできていた。聖天様につかる。温泉の話でもりあがる。新しい造成地はだいぶできていたので、温泉街だけでも早く移転すればいいと思いました。
夕方になってもずっと綺麗なので、星空でもみたいとおもい、147号走っていたら、群馬天文台という標識をみつける。それは山上にあるとても大きな望遠鏡があるなかな素敵な場所だった。
150cm反射と65cmカセグレンで、木星、ミラ、リゲルと、ベテルギウスM42アンドロメダ、M15 等をみせてもらう。大満足。
教訓 はれていたら出かけよう。

もちつけ

1年越しの餅つき計画のもと、小雪がちらつくなか無事終了した。
いろんなノウハウが15年とだえていたが、もち米のむしかたとか、アツアツの餅の丸め方など、少しずつ思い出しながら、なんとか無事終了。。大根おろしもちに、庭になっていた柚子をいれたらサイコーにウマカタヨ(^-^)\
親戚一同みんなサンキュー。。。それにしても子どもの頃の記憶のもち箱もっと大かったぞ。途中で大量につまみ食いしたけど40cm-25cmに12箱ついた。
来年もぜひやりまshow!

黒にこいおちゃ

NZにてお茶をかき回してきたあとばたばたしている内に山は紅葉真っ盛りとなっていたが、山にいけなくてうんうんうなっていても仕方ないので、紅葉茶会で濃茶をねった。もう炉開きもすませたのだが、風炉で、大樋焼の黒茶碗。秋ということで備前の種壷を見立て、ニシキギの赤に思いをはせながら、狭くて暗くて良くお茶が見えないなかで、ねりねりねったら、茶筅に大きな茶の固まりがくっついていた。そして久田宗匠をすこし心の中で追悼していたら、なんだか狭い茶室にいるのに山の晩秋を思索にふけりながらさくさくと紅葉踏み分けあるいたかんじ。
終わったあとは例によって打ち上げで、日本酒の古酒化したものがまわってきて、黄金色に輝いた純米大吟醸はそこはかとなく秋の山々の風景を白昼夢のようにわらわらと体をめぐるのでした。二次会ではワインバーにて社中のお姉さん方に囲まれながら、いざ続きということでずいぶん失礼な発言を連発したが、反省していない。

時間がたつのが早いのは年のせいだから仕方ない。

オッサンなので時がたつのが早い。年末の日記をいとこにみせたら、ちょっとマイブームのモリミーに似ているかもといわれた事をふと思い出しようやく読み始めたのが昨日。そこには日々妄想を重ねにやにやしている混沌とした俺の脳細胞の写像を綺麗にTextにおとし大量のHyperlinkをして、indexを付け検索をかけたようなフレーズが確かにあった。もちろん語彙は遙かに豊富であるし、難しい四字熟語はわかんないし、表現のおもしろさもすばらしいが、俺もおもしろネタをたくさん並べて推敲を重ね美しいT先輩やK野やS先輩とせせらぎを聴きながらうだうだだべって(さらに大学時代の恥ずかしい思い出などを肴にもっと話したかったですなあ。何を食べたかほとんど覚えていないくらい、ひたすら話に熱中したよ。)自分の考えを整理していけばきっとたくさんの方々を楽しませる事ができるだろうという自信がわいてきたので、ふと本から顔を上げて電車の中でにやつきながら頭の中で文章を紡いでいたが、いざこのように書き始めるとそれはとても難しいことであることもわかった。来世は頭の中の文章をtypeするよりもっと早く書き出してくれる時代に生まれたい。脳みその研究とグーグルの天才たちに期待。


最近はちょっとフロー状態で調子が良いときは人生の残り時間の短さに焦りまくるが、調子が悪いときはふて寝しながら、うだうだしてつまらない芸能ニュースやテックビジネス系のニュースを眺めていたりしている。Webはばか(調子の良いときの俺)と暇人(悪い時)の物というのはまさに至言であるとおもた。

しかし年をとって仕事も頭の回転も遅くなり、不注意が増え、少しローガン気味になってきたことに愕然としながらも、忘却することには慣れ、中島らもの同じネタ二度売り事件や、丸谷才一の百万ドルを取り返せ二度買い事件を地で行くような自分がかわいく、我が親父様が何度も同じ話をすることに妙に納得した秋の夜長でした。

松茸三昧

季節外れの台風接近で紅葉登山もあきらめ、家で悶々としていたが、松茸大豊作というニュースをちょっと前によんだので無性に松茸を食べたくなり、上田の松茸小屋に食いに行くことにした。いくつかメモをとって6時頃家を出る。腹がへったので、横川PAにて峠の釜飯を生まれて初めて買う。ちょっと甘いがまあまあおいしい。で現地で適当にTELするも、どこも予約で満員、しゃーないので、買って家で松茸三昧にすることに。安楽寺の国宝八角三重の塔はどっしりしたたたずまいで素晴らしい(だがどう見ても四重)。寺の売店で松茸を買いたいがどこで売っているか聞くと、魚屋?で売ってるとのこと。で100グラムあたり、4000円程度のものは傘がひらいで、片手くらいのおおきさだが買い。つぼみは6000円らしい。で、大きい方がこくがあっておいしいらしい。10月半ばの大豊作のじきだと、、、1/3くらいの値段だったとのことで、来年は9月初旬に電話していつ頃がやすくなるか聞いてその時期に来なさいだと。ついでに霜降りシメジと栗たけも買い、豆腐をかって、手打ちそばくって大湯にはいって、ツルヤで買い物し帰宅。

土瓶蒸し だしをとってハモの団子と、海老と一緒に軽く火を通し、スープを飲むと、、、永谷園のお吸い物の味がした。。。びっくり、、永谷園ってすごい。ちょっとだしがこすぎたか、それでも松茸の香りはすごい。

ご飯 峠の釜飯の釜でたく。昆布だしと醤油と福来のみりんで。 おこげが少しできて素晴らしい香り。
すきやき 松茸を少し暖めてたべると香りがひきたつ。ぷにぷにしておいしい。
焼き こんがり。ぷりぷりしておいしい。ちょっとさくだけでどんどん香りが出てくる。
てんぷら のまえに食べ過ぎて力尽きる。。。

まつたけをこんなにがしがしくったのは初めてで大満足の秋の小雨の一日でした。

ネットはバカと暇人のもの、を読んだ。